1997年イベント参加記録


1997年1月15日

名古屋パソケット51 (東別院青少年会館)

 どういう状態が普通なのか、もはやわからない状態・・・。
 成人の日で祝日、そのことを考えれば大繁盛だったんだと思う。いや、全盛期と比べれば・・・、いや、過去最低のときと比べれば・・・、とりあえず、今でいう普通の規模で、別に閑散としているわけでもなく、まぁまぁだったんじゃないでしょうか(この文章、半分意味不明)。
 参加費も無事に出て、めでたしめでたし(次元低し)。
 それにしても、パソケの開催ペースが鈍ってきている。そろそろなのかも・・・?


1997年3月30日

大阪パソケット51 (新大阪センイシティ)

 売り子はNT−3のみ(ここ数年そう)。今回はTAKERU専用だったミューデポシリーズをパソケで発表する第1回目であり、新作ミューデポ4も初売りとなる。これだけの要素が揃っていれば、いくらなんでも閑散とすることはないだろう・・・、と、思っていた。
 しかし、結果は惨敗。新作であるミューデポ4はわずか5本。ミューデポ1〜3に関してはゼロという、まことにすばらしい結果をお出しになった。
 そう、重大なことを忘れていたのかもしれなひ。ミューデポの前に最後に出した音楽集『Propensity』のとき、すでにオワっていたことを。まぁ、最初からパソケは様子見で、本命はコミケだからいいが、ここまでとは正直思わなかった。大阪はここしばらくご無沙汰していて、あんた誰、みたいなところもあったことも否定できず。
 とりあえず、次は東京、その次は本拠地の名古屋。ここでホントの結果が出ることを期待しよう。


1997年4月6日

パソケット60 (東京文具共和会館)

 オワりました。全てが完全にオワりました。さすがにここまでは予想できませんでした。奇想天外なのか、ヨミが甘かったのか、今では知る由もありません。
 売り子はNT−3。ミューデポ4が2本、1〜3はゼロ、以上でございます。
 その他の作品と合わせてやっと参加費分に・・・、旅費と制作コストがまるまるきっぱりすっぱり赤字になるという踏ん切りの良さ。サラバという他、当てはまる言葉はありません。
 ちなみに今回は東京文具共和会館。実のところ、この会場は3年半ぶりだ。その私が「東京文具共和会館」といって思いつくことは「とにかく狭い」である。2Fと3Fを使っても混雑して狭いのである。ただ、最後に参加したときは全盛期よりはスムーズに動けるようになったな・・・といった感じではあった。
 今回は、なんと使用は2Fのみ。しかも展示場は半分に区切られ片方のみ使用(全盛期の4分の1)。それなのにスムーズ。そして、サークルの傾向は「あちら」ばかり。知っているサークルはもちろんない。知り合いもひとりもいなかった。それどころか、ものすごく場違いな感じさえ受けた。そんな状況だから、一般もそれ方面の人だけになる。そりゃ売れるわけないがね。
 実際、サークル数でいえば東京は大阪の倍、大阪は名古屋の1.5倍か。しかし、音楽系ソフトの受け入れられやすさからいえば、名古屋>大阪>東京になるんではないかえ?それは、自惚れになってしまうかもしれないが、名古屋はウチが毎回参加して、CDとかもデモして、音楽系ソフト健在をアピールし続けてきた。大阪にはCHEMOOLさんがいた。でも、東京の音楽系ソフトは壊滅していました。
 まぁ、とりあえずそんなところです(長々語っていてもしかたがない)。
 今回の唯一の光は、ウィンディーネが今更1本も売れたこと・・・か(もはや価値観が)。
 これで名古屋もダメだったらパソケは諦めます(__)


1997年4月13日

名古屋パソケット52 (東別院青少年会館)

 やはりFM音源はオワっていた・・・。いや、まだ音楽系がオワっていたになってないだけマシなんですが・・・。
 ミュはほぼ大阪と同じ状況。やっぱダメだった。これは、FM音源、もっと言えば98ソフトの終焉と言えるのかもしれない。なぜなら、新作のミュよりも、2年も前から売っているMIDIデータ集の方が売れてしまう現実があるから。MIDIに関して言えば、初めて出した2年前よりも、1年ほどたってからだんだん出だした。それも、サウンドブラスター買ったから聴いてみたい、とか、音源は持ってないけどソフトシンセで聴く・・・という人が目立ってきたのも特徴。ソフトは窓、音楽はMIDIでしょうかねぇ。
 とりあえず、作っちゃったものは売らなきゃ。古き良き時代を求めて夏コミを待つ。


1997年7月27日

名古屋パソケット53 (東別院会館)

 ひょぇぇ台風(爆)
 もしかしたら中止かも・・・とか思いながらも行ったらやっていた。
 新作『NT−3 MIDIデータ集Vol.2』登場!!・・・したが激烈な玉砕(;_;) ミューデポシリーズはゼロ!ACTIVEGAMERS結成以来、最低の売り上げを記録。まだ落ちるかこの記録(苦笑)。
 でも、ま、台風だからしかたがないか・・・(ということにしておこう)。
 あと、次の名古屋パソは11月・・・、ブランク長いですねぇ。そろそろ・・・な感じ?


1997年8月15日

コミックマーケット52 (東京ビッグサイト)

 2年ぶりの当選だ。
 売り子は志成とNT−3。コミケ新作はミューデポ4作を入れて6本!!(御伽這子とMIDIデータ集2)これでダメなら消えるしかない・・・、と思っていた。
 が、どのソフトもかなり好調!最新作『御伽這子』は売り切れ御礼という状態に!!
 イベント単体で黒字どころか、今までの累積赤字をみごとに解消!2人分の帰り新幹線代が出て、冬コミの申し込み代まで出た!
 萌え^H^H燃える売り子、志成・O・頼太!!!!前を通ったヤツは逃がさない!!!!!!
 いままで全然売れてなかったのは、ソフトのラインナップもあったが、売り子の性能も大きかったんぢゃないかと;_;/~
 う〜む、なんか、久々に明るい結果報告となったような・・・(^^)


1997年9月7日

大阪パソケット53 (新大阪センイシティ)

 夏コミの残留資産で参加。ブツも旅費も夏コミのお下がりで間に合うので、実質経費は参加費のみとなる。これならさすがに赤字にはならないだろうと思った・・・、だから参加。
 売り子はNT−3。結果は予想どおり、通常なら惨敗というレベルであった。が、残留資産のおかげでちょびっとの黒字に(^^;;; だが、イベント単体で見れば大幅な赤字である。
 新作はないが、御伽這子とMIDIデータ集2が大阪初売り。もちろん共に1桁である。まぁ、しかたがないでしょう。
 ちなみに、次回の大阪パソケは来年1月。いよいよ間隔が開いてきましたね。どうなるんでしょう。


1997年11月16日

名古屋パソケット54 (東別院会館)

 売り子は志成とNT−3。FM音源音楽集「御伽這子」、名古屋初売り!
 ・・・志成氏のパワァをもってしても、名古屋パソケに光を見いだすことはできなかったらしい。でも、新作効果(?)で微々たるものだが黒字。冬コミ新作の開発経費に軽く消える(ほんとに軽ぅ〜く(笑))。
 ついに通常参加サークル(カタログに載っているサークル)は、たったの3サークルに。飛び入りを入れても、狭い東別院会館を半分だけ使った会場でさえ満員にできず・・・。どうなるんでしょうかねぇ、今後。


1997年12月29日

コミックマーケット53 (東京ビッグサイト)

 売り子は志成とNT−3。新作、「ACTIVEGAMERS MUSIC DISK COLLECTION」!!かなり好評をいただき、完売直前までいきました。
 またしても、「前を通った人は逃がさない!!」志成売り子パワァが炸裂。NT−3はいてもいなくても同じだったかも(^^;
 しかし、当然なのか必然なのか、過去の音楽集は全く売れなかった。みごとにゼロ。1本たりとも売れない。もっとも、コレ(CD−ROM)を買えばこれ(単体音楽集)らはいらない、的な宣伝の仕方をしたからだが、宣伝用のポップだと思えば、効果はそれなりにあったのかもしれない。これにより、現在の98ユーザーは、ほぼ全員がCD−ROM装備マシンを使っていることが証明された。CD−ROMを持っていないユーザーはFM音源も持っておらず、時代は確実に流れていた。ひとりくらいCD−ROMドライブを持っていないからFD版を買います、というような人がいても良さそうなのだが。
 今回の新作は、完全な新作ではなく、過去の資産を売っぱらったようなものなので、これが売れたからといって浮かれているわけにはいかない。むろん、次期革命的新作の構想は練られている。期待されたし。


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