ミャンマーで活躍するキハ11

2018年7月のレポートです。
名松線でも活躍したキハ11の0、100番台の一部がミャンマーで第二の人生を歩んでいます。


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 ミャンマー最大の都市ヤンゴン。
 その中央駅へやってきました。
 待合室。
 特に改札もなく入れます。
 駅名標。Yangon。
 現地語の文字は読めません。
 身振り手振りでなんとか買ったきっぷ。
 全く読めないどころか上下さえ不明。たぶんこの向き。
 とかなんとかやっていたらいきなりキハ11が到着。
 大量の人が降りてきた。いきなり会えるとは!
 4両編成で、こちらから順に105-8-113-104であった。
 キハ11-105。上部に日本時代になかった溝がある。  キハ11-8。けっこう消えている。
 キハ11-113。  キハ11-104
 反対側のキハ11-104の方向幕はなんと「松阪−鳥羽」。  車内の運賃表もそのまま。
 こんなところで「伊勢奥津」の文字を見るとは!
 こんな感じ。連結扉は開け放たれている。
 フロントのガラスにはヒビが・・・。
 こんなものまでそのまま・・・。
 ここはどこだ?日本か?
 車内はこんな感じロングシートに取り替えられている。
クロスシートがあった部分だけつり革がないのはご愛敬。
 そうこうしているうちに反対ホームにもキハ11が!
 ヤンゴンには山手線のような環状線があり、きっぷも
環状線乗り放題のものを買ったつもりです。一周して
ヤンゴン中央駅へ戻ってくるつもりで「松阪−鳥羽」の
列車に乗って何駅かやり過ごしているうちに、どうも
環状線を外れてマンダレー方面へ向かっていることに気が
つきました。仕方がないのでテキトーな駅で降りて
戻ることにしました。
 とにかくドアはいつも全開です。  
 とにかくドア全開で走ってきました。
 といってもとてもゆっくり走ります。
 線路とホームが交互にひかれています。
 跨線橋や踏切はないのですきなところで渡ります。
 ホームでは露天商が盛んです。  折り返しの列車がやってきました。
 機関車が貨車みたいな客車を牽引しています。
 ほぼ貨車です。扉や窓は元からありません。
 確かに日本から来た車両はこれと比べて快適です。
 キス禁止らしいです。
 とりあえず、なんとかヤンゴン中央駅に戻りました。
 途中で検札がありましたが、例のきっぷを見せると
OKのようでした。
 立派なディーゼル機関車。
 こう見るとやはり異国だ。  異国感あるホーム。
 おや? なにかいるぞ!  なんだ、ただの「美濃太田」行きか。
 いやいやキハ48だ!
 キハ48-3816。  キハ48-6808。
 オレンジのJRマークも誇らしげ。  車内はけっこう雰囲気残ってる。
 駅を出て西側の跨線橋から。  グリーンのキハ40系の編成も来た。
 ちなみに街並みはこんな感じ。
 車は多いです。
 街のいたるところにパゴダとよばれる仏塔があります。

名松線でも乗ったキハ11に異国の地で感動の再会をしました。
末永く走り続けてほしいものです。


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