003.NT−3の部屋に鉄道開業(1999/2/15)

縁線、部分開業


 って、なんか、いきなりバカな題ですが、鉄道と言っても本物ではなく(あたりまえ)、Nゲージの模型のことです。

 ところが、鉄道模型のレイアウトを作ろうとなると広いスペースが必要になるし、そもそも、たとえ広げられたとしてもしまっておく場所がない。もちろん、広げたままにしておくと寝る場所もないわけで、レイアウトは夢と消えざるをえないのです。

 では、その都度線路を組んでは、終わったらしまう・・・、今まではこれだったんだけど、これでは凝ったことができないし、なにせ、せっかく組んでもバラして片づけなくてはならない。そうすると、結局、出すのがおっくうになってしまう・・・。

 そんなわけで、なんとかレイアウトを組んだまま放置できて、なおかつ生活スペースの邪魔にならなく、ふいに理解を示さない人(?)が現れても見つからず、かつ、猫に荒らされない(←コレが重要)場所はないか?

 へへへへへ、へり?

機材の上を快走 縁(へり)とは、今の新しい家にはもう作らないらしいけど、扉が障子とかの引き戸の場合、その上に木材が横に組まれていて、下側は引き戸の上がスライドできるような溝が掘ってあるもの(こんな説明しなくてもわかると思うけど念のため)。これの上側は当然壁だけど、普通は壁より木材の方が厚く、ちょっとしたスペースがあるのである。とはいえ、物を置けるほどの幅はなく、通常は掃除がしにくいこともあってススが溜まっているだけの秘密地帯である。

 いや、別に引き戸の上に縁があるだけならめずらしくないが、ウチは古いからか、戸のないただの壁のところにも縁があり、部屋のまわりをぐるっと囲っているのだ(築70年バンザーイ(^^;;;)。この秘密地帯、狭いとはいってもNゲージの線路を轢くにはちょうどいい幅。ここに秘密の縁線敷設計画が発足したのである。

 とりあえず轢いてみた。問題になるのは、縁の幅はまちまちなため、置くだけでOKなところもあれば、少し狭くてはみ出すからクギで補強しなければいけないところがある点だ。とりあえず、コーナーのカーブは割り箸で橋梁を作ってクリア、残るは所々で縁を切断する柱越えだ。ここには緩いカーブの線路が必要で、セットには少ししか入っていない貴重品だ。残念ながら2本しかないため、今は柱越えができなくて線路は途切れている。今度、この線路をいっぱい買ってきて、縁線の延伸を進めよう。空間を大切にする鉄道

 

 そんなわけでめでたく部分開業した縁線。完全な趣味で国鉄急行色のキハ58系を走らす。キロ28形が組み込まれている点がニクいね。

 全線開業したら再びレポートしますんで、しばらくお待ちを・・・。

 

 

 

 

 


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