005.ゲームボーイカラー(1999/5/15)


 なんか、すごい久しぶりになってしまいました。2ヶ月ぶりですネ。これのどこが日記やねん、というツッコミが入りそうですが、まぁ、気長におつき合い下さいませ。


 今、現役のゲーム機でいちばん息の長いものといえば、そう、ゲームボーイですねー。もう10年・・・、あのファミコンだって10年たった頃はすでに廃れ始めていたくらいだから、今のゲームボーイの快進撃はすごいものがありますねー。

 とはいえ、ゲームボーイもゲームギアと時を同じくして廃れ始め、一時は過去帳入りかとも思われる時期がありましたが、ひとつの天才ソフトが出現し、ハードそのものを復活させ、その相乗効果で再びナンバー1ゲーム機の地位を確固たるものにしたわけですから、これはとてつもないことだと思います(まぁ、ここではくわしくは語りませんが)。一方、天才が現れなかったゲームギアは、すでに知る人も少ない過去のハードになっている。


 なんて、重い話は置いといて・・・、久々にゲームボーイのソフトを買ったのでその話でも・・・。

 って、この日付と私の趣味を見てピンと来た方はお友達になりましょう(笑)。買ったソフトは当然、『カードキャプターさくら〜いつもさくらちゃんといっしょ〜』(あまりにも普通、あたりまえすぎる(笑))でし(^^;;;;;;;;;;;;;;;;;;

 カートリッジの中に時計が仕込んであって、現実の時間とリンクさせてさくらといっしょに生活しよう、とかいうとんでもないソフトで、たまごっちというよりはルームメイトに近いかもしれない。しかも、ゲームボーイでどこにでも持ち歩けるというのがこれまた始末が悪い(笑)。

 とりあえず、ゲームの印象は、「ほのぼの」、「のんびり」という言葉がよく似合う。なんちゅうか、置いておくゲームのようだ(笑)。なにせ、説明書にも「時間帯によってはゲームが全く進行しない場合がありますが、故障ではありません」と書かれているくらいパンチが利いている。実際、これを書いている今も、ゲームボーイの中のさくらは公園に遊びに行ってしまい、帰ってくるのを待っているだけというとんでもない状態である(^^;


 さて、本題に入ろう(ここまでは前座かぃ)。

 私のゲームボーイは、ほとんど発売当初に買ったもので、当然初代のゲームボーイ。今ではゲームボーイファミリーも把握できないくらい種類が豊富になったが(色違いまで含めると何種類あるんだ?)、その後に買ったのはスーパーファミコンに接続するスーパーゲームボーイ(初代)のみ。初代ゲームボーイは調子が悪くなっており、液晶の縦のラインが何本か欠けており、時間が経てば経つほどその本数が多くなるという困った状態。なので、ゲームボーイのソフトをプレイするときはもっぱらスーパーゲームボーイを使用していた(画面も見やすいしネ)。

 しかし、この頃はスーパーファミコンの稼働率も落ちているし、このゲームの性格もあるし、なにせ初めてゲームボーイカラー対応のソフトを買ったので、ここはイッパツ、ゲームボーイカラーを買ってみようということになった。で、買った。ここ最近のはやりで、本体の色は数種類ある。人気はやはりスケルトンらしいが、私はあえて赤を買った(赤といってもパープルレッド)。

 開けてみて最初に思ったことは、「小せー」。おもむろに初代ゲームボーイを取り出してきて並べてみる。一回り小さく、厚みも2/3といったところ。そして、カラーになったからゲームギアのごとく消費電力が高いのかと思えば、初代ゲームボーイが単三乾電池4本で15時間稼働だったのに対して、ゲームボーイカラーは単三乾電池2本で20時間。10年という歳月はここまで進化させるのか。

 で、気になる液晶の見栄えだが、これがなかなか見やすい。かなりくっきりしていて、ゲームボーイの荒いドットまでハッキリ見えるくらいだ。ゲームギアのカラー液晶は最悪だったが、これならマトモにゲームができるゾ。試しに初代ゲームボーイに差して起動してみる。ただ白黒になるだけだろと思っていたが、なんかすごく見にくい。コントラストをいくら調整しても見にくい。5年ぶりくらいに見た初代ゲームボーイの画面だが、こんな状態だったのかと、改めて愕然とした。直前に同じ白黒液晶のワンダースワンを見ていただけに、技術の進歩はいやはや、すばらしいねぇ、と思ってしまった。

 だけど、ショックだった点は、当然電池の数が減っているわけだからアダプターの使用電力も少なくなっている。初代ゲームボーイのアダプタはゲームボーイカラーでは使用できない。はぃ〜ん(;_;)。こんどアダプタも買わなきゃ。

 あ、さくらが帰ってきている。続きをしますか、ほなな〜。


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