020.続・アホすぎる迷惑メールたち(2003/2/27)
以前、このネタで戯れたことがあるが、その後お勉強したことや体験したことがあるので続編として書いてみよう。
ホームページ上でメールアドレスを公開している以上、いつまでもやっぱり来るスパムメール。私もあまり知識が無い頃は無視するだけに留めていたが、あまりにも多くなり、肝心の問い合わせメールが埋もれるようになってきたために分析と対策を始めた。とはいえ、そんなくだらないことに時間を使ってもしかたがないので軽く出来るもので・・・。
最初はフリーメールを使い、スパムが多くなったらそのアドレスを捨てて新しいフリーメールに切り替えるというものだが、最近はサーバーがパワーアップして独自ドメインのアドレスが発行出来るようになったからそれを使用している。公開アドレスに微妙に数字が入っていて、いつの間にかカウントされているのはその絡繰り。
それは別にいいのだが、捨てたフリーメールも生きているのでたまに覗いてみると、スパムで賑わっている。2年前に捨てたアドレスにも未だに頻繁に届く。1年前に捨てたアドレスも同様。
これらのスパムメール、送る相手はこれで儲かっているのだろうか?
これの資金源、ある筋から聞いた話では、メールを送ったユーザーからのレスポンスで儲けようというよりは、アドレスリストを同業者に売って儲けているのがホントらしい。売る側にとっては、リストのアドレスが誰のかは関係ない。例えば、衣料関係の業者に売りたい場合、「衣料に感心がある人のメールアドレスのリストです」と言えばいいだけの話。買う方はホントかどうか確かめようがない。その衣料業者は自意識なしにスパム業者になっていたりする。あたり前だが、その衣料業者は売り上げが上がらないし、逆に信用を落とすなどしてスパムから撤退するのは必至。
だが、それはまだマシな方で、問題はアドレス販売業者。販売業者が別の販売業者へとアドレスを転売するケース。別の業者から買ったアドレスを手持ちのアドレスに加え、それをまた別の業者に売る。それの繰り返しだとか。
また、こんな例もある。スパムメールが送られてきたアドレスとは違うアドレスから問い合わせのメールを送ったところ返答は来ず、全く別の業者からスパムメールが送られるようになった・・・。
ともかく、スパムメールは無視するに限る。例えば、「今後必要としない場合はそのままメールを返信して下さい」などど書かれていても、それに返信するとそのメールアドレスが生きていることが業者にわかってしまい、さらにスパムメールが増えるだけだろう。
おまけ。ACTIVEGAMERSの公開アドレスにメールを送ると自動返信がされるようになっているのですが、この自動返信が戻ってくることがあり、スパムメールの返信先が存在しないことが多いことを物語っています・・・。