駅探検「権現前」

	昔は相対式ホームに構内側線も持っていたようですが、 現在はホームも片面で線路も１本です。 待合室があります。トイレはありません。
	駅舎はありません。 入口の手前右側に駅舎が建っていたと思われる跡があります。
	停車中の松阪行き

ここがポイント

	１９９８年５月、新しい待合室が完成。 まだ新築の香りが漂い、椅子もふかふかだ。
	これは立て替えられる前の待合室。 伊勢八太駅のものと同種のようだ。
	権現前駅は昔、上下列車の行き違いが可能だったと思われる。 その証拠に、線路は駅の手前でホーム側にカーブしている。 左の未使用のレールが置いてあるところに旧下り線があり、 下りホームがあった場所はすでに道路に吸収されているようだ。
	ホームの列車が発着するのとは反対側にも線路が接していた跡があります。 その向こうはちょっとした更地があり、松阪方面で本線と合流するような路盤になっています。 貨物営業をしていた時代の構内側線があった場所ではないかと思われます。
	その証拠に、この土地は国鉄事業団の売却地となっています。

松阪
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