さようなら旧駅舎「伊勢川口」


今は無き、旧駅舎をご堪能下さい。 サッシに変更されている箇所もありますが、
開業当時の姿をよく留めていました。
一番右が待合室。
その前の一本松が印象的でした。
待合室側の側面から見たところ。
実は待合室を通らなくてもホームへ行けました。
おそらくこちら側に、家城や伊勢竹原のように
お手洗いがあったと思われます。
この駅の開業は昭和6年9月のため、
それより10ヶ月も早く建てられたことが
わかります。
待合室には何もありません。
きっぷ売り場もあったと思われますが、
壁は全てふさがれています。
ホームから見た駅舎。
ふるさとに帰ってきた感じがします。
こちら側にも家城のような駅員が出入りする出入口が
あったと思われますが、全てふさがれています。
駅の反対側、
中勢鉄道の線路跡の道路から見た駅舎。
松阪側の踏切から見た駅舎。 側線に停車する保線車ごしに見た駅舎。
停車中の家城行き。
家城〜伊勢奥津間運休中のため、
日中でも家城行きが見られた。
伊勢川口駅に到着直前の松阪行き。
この車両ももう見られない。

以下は1999年ごろ撮影したものです。

この駅舎は開業当時からのものと思われ、年期は入っています。
無人駅ですが比較的整備されているように見えるので、
旧事務室部分は何かに使われているのではないでしょうか。
簡易トイレがあります。
伊勢川口駅の待合室。
きっぷうりばは跡形もなく撤去されています。
全く何もありません。
伊勢川口駅は元々相対式ホームを持つ駅で、
列車の行き違いができた。
旧上りホームは完全に撤去され、
跡地には保線用のレールが留置されている。
伊勢川口駅には、名松線内で唯一、
現役で使われている側線がある。
ここは主に保線車が待避するのに使われています。
本線とは乗り上げポイントで繋がっている。
乗り上げポイントは切れ目のない線路に文字通り
乗り上げて進むポイントである。こうすることによって、
本線を走る列車はポイント通過時のショックを
受けることなく通過することが出来る。
停車中の伊勢奥津行き。

松阪
--上ノ庄--権現前--伊勢八太--一志--井関--伊勢大井--伊勢川口--関ノ宮--
家城
--伊勢竹原--伊勢鎌倉--伊勢八知--比津--伊勢奥津


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