名松線被災区間復旧工事状況

2014年8月24日に調査したレポートです。
関係者立入禁止区域には一切入らずの調査であるため、全ての状況を調査出来ているものではありません。
進捗状況を知る参考にしていただければ幸いです。


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 災害区間の前に2014年8月9日〜10日の台風で被害を
受けた権現前〜伊勢八太間の用水路付近。
 この用水路の水が溢れだし、線路下の盛り土を流してしま
いました。8月13日から運転が再開されましたが、工事用の
車両がまだ置いてありました。バラストも真新しいです。
 伊勢竹原駅。
 代行バスは徒歩3分ほどのコミュニティバスのバス停と
同じところに止まるためここには来ません。
 被災前と全く変わらない佇まいです。灯もついています。
 伊勢竹原駅舎内。
 ここには乗客は来ないはずですが、きちんと掃除されており
きれいでした。時刻表や各種お知らせも更新されています。
 いつでもお客さんを迎えられる状況に保たれています。
 伊勢竹原駅ホームは立入禁止になっています。
 時間が止まっているようです。
 伊勢鎌倉駅
 ホームにも入れます。待合室は掃除されていてきれいです。
いまにも列車が来そうな雰囲気ですが、錆びた線路だけが
列車が来ないことを伝えています。
 伊勢鎌倉〜伊勢八知間、ファイアーバレイ前の跨線橋から。
 ここは土砂が流入していたところですが、工事が始まって
います。
 伊勢鎌倉〜伊勢八知間、ファイアーバレイ前。
 工事区間は線路が切られているようです。。
 伊勢鎌倉〜伊勢八知間、ファイアーバレイ前。
 自治体担当の治山工事でした。線路を一旦撤去し、治山工事
が完了したらJR東海が線路の工事を行うのでしょう。
 伊勢八知駅舎内、きっぷうりば。
 8月25日(月)はきっぷうりばお休みしますとの張り紙が!
 ということは普段は営業しているのですね!
 伊勢八知駅は中部の駅百選に選ばれています。
 伊勢八知駅。
 トイレは使えるようです。
 ホームはおそらく駅舎の改修と思われる工事中でした。
 駅名板は外されていました。
 伊勢八知〜比津間。井手谷踏切手前。
 治山工事が完了しているようです。
 プレートには平成25年度とあります。
 伊勢八知〜比津間。井手谷踏切付近。
 後方に見えるのが井手谷踏切で伊勢八知方面。
 JR東海の工事用車両が止まっていました。
 伊勢八知〜比津間。井手谷踏切付近。
 反対から。後方が比津方面。
 線路上にトラックが止まっているのが見えます。
 井手谷踏切付近。
 しかし、工事しているそばから水浸しの発生が・・・。
 前日までの雨で、道路の側溝が詰まり、大量の水が道路を
横断して線路へ流れ込んでいます。
 井手谷踏切。
 このように踏切は水浸し。かなりの水量です。
 ちょうど線路のくぼみを水路のようにして流れています。
 井手谷踏切。
 その後、水は二本の線路の間を流れていきます。
 治水工事の必要性を感じさせる現場でした。
 伊勢八知〜比津間(井手谷踏切より先に進んだところ)。
 ここは雲出川の対岸に線路があるので道路からはよく見えま
せんが、ところどころで工事しているのがわかります。
 伊勢八知〜比津間(井手谷踏切より先に進んだところ)。
 同じ箇所の別角度(後方が伊勢八知方面)。
 比津駅手前(伊勢八知側)の踏切。
 被災直後は土砂で線路も埋まっていましたが、取り除かれて
いるようです。
 比津駅手前(伊勢八知側)の踏切から比津駅側。
 ここも土砂は取り除かれています。
 比津駅。
 ホームには入れます。掃除がされていてきれいです。
 いつ列車が来てもおかしくないような佇まいです。
 伊勢奥津駅。
 手前から駅待合室。住民センターと続くのですが、さらに
後方に新しい建物が出来ています。
 津市伊勢奥津駅前観光案内交流施設「ひだまり」。
 観光案内、お土産等の販売。
 駅前には何も無かったのですが、店があるというのは
いいものですね。

着々と復旧へ向けていろいろなことが進みつつあります。
復旧までに出来ること、復旧してからすること、関係者が努力されていますので、
きっと良い形で復旧することと思います。
あなたも名松線の旅へ出かけませんか。


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